軽自動車として高い人気を誇る「日産デイズ」。コンパクトながら快適な乗り心地と優れた燃費性能を兼ね備え、通勤や買い物、家族の送り迎えなど幅広いシーンで活躍しています。
そんな日産デイズに乗っていると、メーターに**「スパナマーク(レンチマーク)」**が表示されることがあります。
この記事では、
- スパナマークの意味
- リセット(消去)方法
- 他に表示される代表的な警告灯の意味
についてわかりやすく解説します。愛車を長く安全に使うためにも、ぜひチェックしておきましょう!
■ スパナマーク(レンチマーク)は何を意味する?
スパナマークは、主に**「点検・整備の時期が来ていますよ」**というお知らせです。
日産デイズでは、車両情報ディスプレイにスパナの形をしたアイコンが表示されることがあります。
これは**「異常を示す警告灯」ではなく、メンテナンス時期をお知らせするインジケーター**です。
例えば、以下のような整備内容の時期が来たことを表しています。
- エンジンオイル交換
- オイルフィルター交換
- タイヤローテーション
- 定期点検(6ヶ月点検・12ヶ月点検)
- バッテリー交換
- ブレーキパッド点検 など
設定されている走行距離や期間を超えると自動で表示されます。
■ スパナマークのリセット(消去)方法
スパナマークは、点検や整備を終えた後に手動でリセットする必要があります。
リセット方法はモデルや年式により若干異なりますが、以下は日産デイズ(B21W型・B40W型など)における一般的な手順です。
【スパナマークのリセット手順】
- イグニッションをONにする(エンジンはかけなくてOK)
→ メーターが点灯している状態にします。 - ステアリングの「TRIP」ボタン(または「メーター操作ボタン」)を数回押す
→ スパナマークが表示されるまでボタンを押します。 - スパナマークが表示されたら、ボタンを数秒間長押し
→ 点滅後、消えるまで長押し。 - マークが消えたら完了!
これでリセットされ、スパナマークは表示されなくなります。
※詳しくは車両の取扱説明書を参照するか、ディーラーに確認しましょう。
■ スパナマークが消えないときの対処法
手順通りに操作してもマークが消えない場合は、以下を確認してみてください。
- ボタンの長押し時間が短い
- 操作中にメーターが自動でオフになってしまった
- 設定が正しく記録されなかった
- メーターのディスプレイがスパナマーク表示画面でなかった
上記に当てはまらない場合は、車両側のシステム不具合の可能性もあるため、日産販売店または整備工場に相談するのが安心です。
■ スパナマーク以外にも!日産デイズの警告灯・表示灯 一覧
車に搭載されているメーターには、他にもさまざまな表示灯があります。ここでは、よく目にする代表的な警告灯を紹介します。
▼ 赤色の警告灯(点灯中はすぐに停止・対処が必要)

▼ 黄色の警告灯(異常の前兆・早めの対処が必要)

▼ 緑・青色の表示灯(状態確認・作動中の表示)

■ 警告灯を見逃さないためのポイント
日常的に車を使っていると、ついメーター表示を見落としがちになります。しかし、警告灯やスパナマークは早期の車両異常やメンテナンスのサインです。
以下のことを習慣化すると安心です。
- 毎回エンジン始動時にメーター表示を確認する
- 定期点検の時期をカレンダーに記録しておく
- 運転中に異常音や異臭がしたらすぐに停車・確認する
■ まとめ:スパナマークは「安心の合図」
日産デイズのスパナマークは、「点検時期のお知らせ」であり、故障を意味するものではありません。しかし、放置すると本来の性能を維持できなくなったり、部品の寿命を縮めたりする可能性があります。
早めに点検・整備を行い、リセット操作をしておくことで、安心してカーライフを楽しむことができます。
安全運転とメンテナンスの両立が、あなたの愛車を長持ちさせる最大のコツです。
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